■2006/03/13(月)
≪ Vol.68
第32期 雀鬼会 初動
先頭を走り切る者達を決めるための選抜入替戦を、前期選抜の樋口・小鉄に、元選抜にいた歌田・古島と、下位リーグのJr2から一気に雀力・やる気・存在力を見せつけた若きパセが出入りの5回戦を戦う。一、二回戦を見れば、俺の知っている彼等の日々の姿が浮きぼりにされて重なり、結果は競艇のように出足の試合で決まっていた。
雀鬼流という一つの指針や目標は公的には置かれているが、捨て切れない私という部分が入り込み、それを個性というもので済ませてしまえば簡単なことであるが、人として生きるため、道場生らしくあるためには、「公私」のバランス感覚が必須であり、それを適材適所・臨機応変の中で正しくまとめなければ、雀鬼流としての意味を見失う。
「それぞれの選手の心の中には周りの人の為にもしっかり打ち、勝たねばならないことぐらいは分かっている」
「分かっているからといって出来ることとは一致しない」
そこで前へ進もうとする者達の中にも大きな壁となっている雀鬼流のペナルティという定義を見れば、 それが等しく答えとなって現れている。
雀鬼流ではペナルティがわざわざと、いくつかのハードルとして置かれ、
「ペナをやってはいけないよ」
と決められていることは俺もみんなも分かっているが、俺もふとした時にペナルティを犯すことがあるし、誰しもがやってしまう。雀聖なら神だからペナルティなんか犯すことがないだろうが、雀鬼だからこそ得意分野ですらミスを犯す。麻雀を多く体験し、知っているはずの俺ですらミスを犯すのだから、俺の元で学ぶ道場生にノーミス、完全を求めることは永久的に来ないことを俺は知っている。
ペナが起きる要因は必ずある。自他共に混り合って引き起こす問題もある。もらい事故も飛び火もあろう。ペナルティの多少や大小の問題もあるが、多くの問題が社会に解決出来ぬままあるように、人間個人の中にも雀鬼会の中にもそれがあり、
「人は問題を少しでも解決するがために日々をくり返す」
俺の人生を振り返って見てもそんな足跡が残っている。それをはげますためにか、敗けぬためにか、
「ノープロブレム」
とほほえみの顔も必要なのだろう。
皆して目標に向かって走ることを必要とするが、他の人に多くを求めたり、期待を持ち過ぎると、互いが厳しい環境から苦しみだけの負担を感じるようになってしまい、目標すらも見失っていく。その時その場で変化してしまう状況に対して修正をし、決断をしなければならないことは全てに通じるものであろう。
オット、ムズカシイ文章を書いちまった。
まあねぇ、選抜入替戦の感想は見ていておもしろいとか迫力があった、いやそんなこたぁ「期待の病理」見終ってはっきりいって疲れを残した。みんなが必死にやったんだろうけど俺は疲れが増加しただけでしたよ(笑)
歌田は危なかったし、樋口の打ち方は気持ち悪くなってもどしそうになっちゃったよ(笑)お前等レベルじゃ、自分にも他人にも勝つことなんか今だ10年早い。だから古島にアドバイスしたように、「敗けること」を目標に置けば君等レベルなら簡単なことなんだから(笑)
「どうせ敗けるなら(目標)しっかりと強く(内容)敗けろ」
ていう逆説が正解になる。
「敗ける」という「出来ることからしっかりやる」ことなんだよ(笑)そういう気持で打って敗けた小鉄がH.Pに「敗けても嬉しかった」という気持は本心だろうし、危ないことやって勝っちまった歌田はこの先も危ない道を歩んで行かなきゃならないんだよなー。俺もみんなも伴になー。困ったもんです。
入替戦が終って疲れていたのに、総合格闘家の松井選手がやって来てくれて、気付いたら鍛えられた現役の若者相手に色々始まっちゃって汗びっしょり。一時間か二時間か男と男の肉体がからみ合い、何時の間にか安田ととも子は消えていた。深夜家路に帰る俺の足は重い。何でぇ、何でさぁ、格闘技の素人の俺が、それもとうに身体を動かすことをリタイヤ気味の俺が現役の選手に
「こんな時どうすればいいんですか?」「そんな時はこうこうこうすれば、ほれ簡単じゃない」
なんてやってんのかね。これも雀鬼の七不思議の一つかも知れないね(笑)今年は俺、プライドのリングに立つ。そしてヒョードルくんを倒してみせる。今夜の夢ん中で実現させるからね、よろしく(笑)
雀鬼
[写真:068]いつもの光景です(笑)
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