■2008/01/07(月)
 Vol.675
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【選手紹介:その11】
【選抜:金村尚紀】
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HPをご覧の皆様へ…
新年一発目の選手紹介は、選抜の渡辺シャボ君から指名を受けました金村です。
12年前、初めて道場の門を叩いた時の事を今でも覚えています。雑誌か小説で会長や雀鬼会の存在を知ったのは確か十代の頃だったと思います。数年後道場に来てみると、道場というよりは雀荘という感じでした。
腕に自信がある者やちょっと強面の人が多かったように思います。今はそんな事はありませんが、以前はそういったタイプの人たちが結構多く会長の元へ集まってきて、雀鬼会の選手を目指していたんです。自分もそんな感じかもしれませんけど…(笑い)
多田審判部長からは、「お前みたいなトッポイ奴は最近ホント来なくなったよな」とよく言われていました。
【選抜:金村尚紀】JrII:1期  Jr:1期 選抜:19期
雀鬼会に入って感じた事は、私生活や麻雀で心と体のバランスをとる事がとても重要だという事に気付かされました。
いつの間にか心が弱ってしまった方や大きくバランスを崩してしまっている人も中にはいます。でも会長が引き合わせたくれた仲間です。これも縁でしょう。
我々は麻雀だけ強くなるを目的としているワケではありません。その瞬間瞬間で活躍出来る仲間たちと、楽しい時間を共有し喜びを分かち合い何かを作り出すのを目標にしています。
うざったい言い方かもしれませんが、世間では仲間と呼べる人が少なくなっている気がします。
人と人との関係というものが少し冷めてきてしまっているのでしょうか…他人を利用したり自分の利益になるから付き合っているのもあると思います。でも道場生たちは自分たちのとった行動に、‘権利を求めず’‘人様にも期待をしない’ので、便利と利用のような人間関係にはならないのです。麻雀を打ったり馬鹿をやったりと、その場その時を感じるままに行動しています。
感性で生きるという事です。麻雀も感性が大事です。
例えば一本道しかないところで迷い・悩んでいる人を見ると自分は不思議な感じがします。
感覚的に捉えていけば上手くいく事の方が遥かに多いと思うからです…そうは言っても、自分も甘くなったり弱くなったりすると考えが優先してしまいがちです。
その時は会長ならどうするのだろう?と極力早めに修正を意識します。道場内でも試合の審判をしていても、目や頭だけ働かそうとせず、耳や肌で感じ取らなければ、と気付くのです。すぐに人間は間違った方向や偏ってしまうからです。
会長・雀鬼流から学ばせていただいた、強さ温かさなどをもっと勉強したいです。そして教えてもらった事を皆さんに伝えていけたらと思っています。
自分は雀鬼会に囚われているわけでもなければ、麻雀オタクでもありません。ただ、強い父親的存在の会長に、一歩だけでも近づきたいと思っているのです。
[写真:675]
現在の雀鬼会は、会長が父親で道場生が子ども達のような感じかもしれません。会長が父親なのは皆さんおわかりになるとは思いますが、誰が次男で誰が三男なんでしょうかね〜
でも、長男の方はご存知だと思います。今年は「動く年」という事で、次回の選手紹介は‘桜井章一一家’長兄である山田英樹マネージャーに動いていただきたいと思います。

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