■2007/09/10(月)
 Vol.571
先日取材を終えて、俺の古巣の新宿の馴染みの店で食事を担当者等六名でその席を楽しむ。その店の食も俺の好きな味の上、同席している者等も何かがすーっと通じ合える仲ということで、俺も結構御機嫌。
仕事だっていうことで俺もそれなりの格好をしていたんだが、スーツでビシッと決めるというよりカジュアル。帰りがけに担当者に思いついたことを話しかける。
「ところでさぁ、今日俺が身に着けているものってすべて貰い物なんだよなー。」
Tシャツ、その上に羽織るシャツ、冷房に備えたサマーセーター、全て貰い物。下にさがって、ズボンもベルトもスニーカーも貰い物。小物のアクセサリーも腕時計もバックも全て、一人一人から頂いたもの。今や俺の持ち物としてある20点以上の全ての物は、自分で買った物が一つも無い。
消費社会、市場主義の社会の成長を作り出す社会人の一人なら、自分で働いた金で何かを買い求めることが普通の生活であるなら、俺は社会の反逆児(笑)
何だかんだ言っても今日びの日本は物が豊かである。豊かな社会の中に生活しながらも、俺は貰ってばかりの物で生活している。
「俺って恵まれているよなー」
の一言に、
「そうですよ、この店の中で一番会長が恵まれています。いや、会長は歌舞伎町で一番恵まれています。」
と答える担当者の声に、
「うん、俺もそう思えるよ。」
と返す。
「物乞う仏陀」と誰かが述べていたように、俺なんか誰かに何かを与える立場で頑張って来たつもりだったが、いつの間にか周りの方々から色々な物を乞うて生きている。
豊かさはそれ以上の失いもあるが、誰しもが「恵まれれば」それでいい。
「君に恵みあれ」
乞うて生きる者より

[写真:571]
この日のお召し物も頂き物オンリーだそうです!(^_^)!

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