■2007/09/02(日)
≪ Vol.564
ひと月余り、大自然に自ら近づいて大自然にお世話になって暮らしていたから、俺の生活は都市化や人工化からどんどん離れちゃって人間中心から自然を中心になっていた。
そんな俺が都会に帰って来て、我が道場ぐらいなら伴に海で多かれ少なかれ遊んだり、恵まれたりした仲間達がいるからまだいいんだが、それがねえ、お祝い事が3日連続重なっちゃって、今や日本の大都市の中心の様相を見せる六本木の一流ホテルへ。
それに似合う方々が集まる中へ身を置くと、自然から人間という移り変わりに順応出来ずに、空に向かって競って建つでっかいホテルやビルや、鉄とコンクリートの囲いに心身伴にダメージを受けてしまう。
あれほど岩場を飛び歩き海へ潜れた体も、都会のコンクリートの中や上では一歩が辛く痛む。
その上、海の生物ばかり感じていた俺だからそこに集まる人々を見ても海の中の生物と人間の動きや在り方を比べてしまうと、人間て何て不自然な動物なんだろうということばかりが、見えてしまう。
自然の生物の中で人間だけが異生物、自然の生物と別の星に住んでいる気がしていた。又、俺もすぐにそんな異生物に同化してしまうんだろうけど、悲しいやね(笑)
昨日はプロレスラーの中邑真輔の結婚式に呼ばれて行って来ちゃった。
おととい本人に直接お断りの電話を入れたんですが
「お願いします」「来て下さい」「頼みます」
に押し切られて六本木のホテルへ。
結婚の儀はおめでたいんだろうが、本心は行くのをためらっていたんだ(笑)
それも式にも出てねということで3時半までに着く。沢山の人が集まるということで、誰も来そうにない見つからない喫煙室の隅に隠れてその時を待つ。
その側を式場に向かう人達がぞろぞろ虫のように歩いている(笑)式場が閉まる瞬間に入る。
100席余りの席は親族と若者達で全て占められ、座る席すらない。
生まれて始めて、この年こいた老人は壁を背に、幸せそうに式を進める新郎新婦の姿を立ち見で眺めるが、俺は立ち見はやらない人なんです(笑)
人の幸せって俺にとっちゃこんなにも疲れるのかなーと思いつつ耐えていた。
披露宴が始まる前に俺の身体は完全に疲れ切っていた。後は残る気力で祝うというより耐えなければならない(笑)
披露宴会場は馬鹿でかいということで、前もって会場内の席を示された地図を与えられる。
まさに字面で作られた地図ではあるが俺の席は新郎の前の席ということで広い会場内を一気に進んでやっとこさ座れた。
実は前日、日本男児である大関、千代大海関のお祝いの席に同じ六本木の一流ホテルへお祝いと励ましに出向かいたんだが、立食の席は予定の倍以上の人が集まり、混み合った電車状態だったんだが、男、千代大海の男っぷりで足が棒になるのも我慢できていた。
それは全く問題ないこと、俺の知り合いの大リーガーの選手も高名な俳優さんもつっ立ってんだから。横綱も若いのにしっかりと貫禄と風格を持って立っていた。
ところがさぁ、なんか真輔の結婚式の時に立たされていたのは、小学生時代に悪戯をして立たされたことにダブっていた。
「お前そこに立って反省しろって」
新郎が幸せそうに笑っていた。全日本プロレスの小島聡選手は、社長の武藤くんがしつけたのか礼儀正しかったが、真輔は本当に始めてあった時から礼儀知らず(笑)
今時の若いもん現役のプロレスラーだからそれでいいのかも知れないが男は感じねえなー。
自然から我々の失った真理を学び都会に集う人々からは反面教師的な学びがあったから、どちらにしても学べたことでよかったのかなー。
千代大海よ、今一度強く立ち上がって、親方千代の富士に一日も早く並んでください、相撲は日本人の国技だったじゃないですか。
[写真:564]
真輔は沢山の人から祝福されてたから、俺なんかが祝したって鼻にも引っ掛けまい(笑)
あまりアメリカ化されずに生きなさいよ。お前の幸せは俺にとっちゃ疲れでしたよ(笑)
雀鬼
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