■2007/04/18(水)
 Vol.451
色んな方から御手紙を頂く。
俺も人のことを言える立場じゃないが、熱血ライターの神山氏の自筆の手紙の文字は、とても一人では解読出来ない。まるで暗号化か、アラビア文字が並んでいる(笑)
そんな中、頭が下がる御葉書を頂いた。
先日、新潟へ行った折り、俺がやってきたぐらいで、夜遅くホテルの食事会場を作ってくださった
「新潟 江戸しぐさの会」の皆様との接点があったのだが、俺のために用意された席の前部に御身体を激しい病いでご不自由され、一人で動くことも出来ず、車椅子に乗り、俺と語り合いたくともくちびるさえ動かせない御方が居て隣に座られる奥方がその方の言葉を拾って俺に話しかけてくださった。
身体は激しいほどご不自由だったが、その日、病院を抜け出してまでも逢いに来てくださった御夫婦の御気持ちは忍びがたいほど、ありがたかった。
語りは多くなかったけれど、別れの時が来た時、奥方の変わりに、俺が車椅子を押し、ご不自由な手を握り合って、久らずにその方の身体に口づけをしてしまう。
帰京してからも久しその方の事が強く心に残り、何度か電話を入れるが、当然病院に帰られた方には通じない。
そんな折り、その方からご不自由な身体で書かれた御礼の御葉書を頂いた。
桜井 章 様
から始まる短文だが精一杯の力と嬉しさを感じとる。
奥方様からもお手紙を添えて頂き
「――文章が読みづらい事とは思いますが、清水の気持ちをお伝えしたいと思いお送りさせて頂きます――」
とあった。
病床に附していなさる
 清水義晴様 御夫妻に多少なりとも励ましになれれば幸いです。
雀鬼

[写真:451]

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