■2007/01/04(木)
 Vol.370
新春、四日目に「穴蔵」から外へ出た。そして町田道場に真っ直ぐ到着。皆様新年あけましておめでとう。ということで2007年第一号の原稿を送ります。
家庭の諸事情があって(笑)今年の新年会はボツ。やれない、出来ない、やりたかねぇと右側の動きを見るとそう思っちまっていたが、左側を見ると俺は一年守ってくれ、喜びや連続性を保って下さった、若い道場生等が浮かぶ。
俺の中の善悪が左右に揺れる。
昨年一年を振り返れば家族よりも、道場生達から受けた「温」は何倍も大きい。彼等が連続性を保ち守ってくれた以上、そちらに比重を置かなければ、嘘っぽい家族愛に負けてしまう。
右側で倒れそうになっていた俺が左側の道場生等の一年の行動と想いに救われて心を真ん中に戻せた。
雀荘という職業上、開店当時から年中無休、そこにいた者達に取っちゃ正月休みというものがなかったし、仕事納めもなく大晦日から元旦まで区切りもなく道場は19年動いて来ていた。
そこにいてくれたスタッフと帰郷しない若者達を我が家に呼んで元旦を迎える。餅をついたり普段味わえない旨いもんを食ったりして、新年を祝う。
例年50名近くが集まってくれるが、多い時は午前の部と午後の部に別れて祝ったこともあったっけ。今年は「少ねえなー」と集う子等の顔を眺めつつも、30名以上の道場生がやって来た。
色々あったが、暮れの30日の夜の10時過ぎに「やるぞ」と決めたことは、そこに集う者達には少しの喜びや楽しみをお返し出来た。
夕方6時から始まった新年会には、花岡や樋口夫婦が延長に延長を加えて早朝の7時まで続く。
元旦からアエラの神山さんがカメラマンと伴に取材を兼ねてやって来て、写真を撮りたいという。目ん玉が飛び出すほどの高価な着物でも着てやろうと思ったが、普段着のままいた。家庭の事情があって、その高価な着物には今だ袖を通しちゃいない(笑)
それにしても、神山さん元旦から取材かよ(笑)取材に時間を取られて、道場生等が楽しみにしていたお年玉争奪ビンゴゲームは今年はやらなかった。
2日目も3日目も新年の来客があって「穴蔵」から抜け出せない(笑)「穴蔵」生活は俺には合わない(笑)
今年も正月を迎えられたというよりも今年も選び抜かれた道場生等で力を合わせて我が家での「イベント」を途切れることなく作り出してくれたことに感謝する。
彼等がいなかったらどんなに寂しく虚しかっただろう。彼等がいなかったらつまんねえ正月だったろう。
おめでとうという言葉より
「ありがとう」
の心の方が合っている正月だった。
遠いドイツのハンブルグの坪子夫婦あけましておめでとう。
雀鬼

[写真:370]

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