■2006/07/02(日)
≪ Vol.179
プライド無差別級グランプリを観させて頂いた。今まで何度と無く、素晴らしい凄え選手にワクワクさせられたが、今回だけは、会場に着くまでは親しい人が調子を壊して入院し御見舞いに行く、そんな心境で心配していた。
試合開始前には、空席が目立ち心配が膨らんだが、第一試合が始まるころにはぎっしり埋まり、プライドのファンの気持ちに、重い気持ちが救われる。何時も思うのだが、プライドの会場に来られる客層は他の格闘技ファンに比べて数段の品格がある。ファンも良質だが、ヒョードル、ミルコ、ノゲイラ、シウバという最強の選手達がリングに立ってくれる。彼等は決して偽者ではない最高の男達である。
今日も案じていた気持ちが素晴らしい選手達の闘い振りで消し飛んだ。ミルコもシウバもプライド側に起こった不条理を覆すような見事な試合を見せてくれた。ノゲイラは相手が同質の柔術家の達人ということで噛みあわない試合となってしまったが、ミルコもシウバもしっかりと自分の持ち味を見せてくれた。
「フジテレビに後悔させてやる。」
と言って試合に臨んだミルコの攻撃は凄まじいものがあったが、「受け」の強さに感動させられました。
リング上では、「尊敬するオリンピック選手」である吉田選手の足を「骨よ折れよ」と蹴りまくったミルコは、試合後、立ち上がることすら厳しそうな吉田選手に自ら肩をかして、赤コーナーまで連れそう。己との真剣勝負を真っ向から受け合ってくれた者に対しての尊厳する姿が美しかった。
右拳の損傷でGPに出られなかったヒョードルとも逢え、
「手の怪我はどう?」
に対して今回は痛めた右手を差し出して握手をし、
「良くなっています。」
と、モナリザの微笑みのような笑顔を返してくれた(笑)長い期間プライドさんの御好意で生で試合を見せていただいている上にヒョードル、ノゲイラ、シウバという正にMr.プライドという強い男達と対談等の御縁まで頂いているのだから、ファン冥利につきます。彼等が強くある限り、プライドのリングは不動であり、最高である。
彼等を拒否したフジテレビだけは見れる訳ねえよな(笑)
雀鬼
[写真:178]
この卓上の写真。基本動作がなってねえなー。誰達の写真を撮ったのよー。右側の切っている手が前へ伸びすぎて、卓上に「打つ手」が残っている。中指にも力の入りが見えるしな。これじゃ、捨て牌に手がかぶって、下家も打ちにくい。
その下家も卓上に右手が出すぎで邪魔だし、焦りも見える。他の二人の右手も、手牌の上に手をかぶせ過ぎ。
汚ねえ、写真だなー(笑)。
雀鬼
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