■2006/06/19(月)
 Vol.164
本日は下北本部の月例会に参加する日であったが、それを昨日の町田道場での月例会出場変更で許してもらい、昼から行われた上井文彦氏主催の「ビックマウス」のプロレス興業に行くことを選ぶ。
正直、俺はプロレスファンでもないし、どちらかというとプロレス観戦は苦手といった方が正しい。それなのに、道場に於ける月一回の大切な行事である月例会を捨てて、プロレスというより上井文彦氏を応援したくて、たった一人で雨の中を後楽園ホールに向かい、生れて初めての体験である当日券売り場の列に並ぶ。
何ゆえに俺がこうするのか久し自分を考える。決して見たいカードがあるわけでもない。上井さんに対する義理でもない。答えは、俺と上井さんの中に生れていた、細かい小さな「人情」以外見つからなかった。
試合の方は飽きることもなく、おもしろいもの、笑えちゃうものを見ている感じで、始終笑顔でいられた。プロレス業界も荒波の時代を迎えているが、小舟に乗った上井さんも、必死にこの困難な時期を乗り越えて欲しい。
まぁ何だかんだ言っても、俺が麻雀を愛するように、上井さんも本当にプロレスラブだものねぇ。何だかありえないことをやってしまって少し変ですが、気分的には少しも悪かあないです。
たまにゃいいですよね。こういう日があってもさあ。上井さん、ビックマウスさん、これからも頑張ってねぇ。
まぁワールドカップを見るより良かったですけどね。
[写真:164a]
今日は「父の日」だった。先週あたりから、感謝(?)を込めたプレゼントを頂いていたので、俺の中ではすでに終っていたし、忘れていたのだが、プロレスの会場から下北本部へ着き、Jrの試合が終ると本部道場生や高槻支部や名古屋同好会を始めとして、それぞれ味のあるプレゼントをさらに頂いてしまった。
プレゼントもありがたいが、自分の中では我が誕生日よりも、「父の日」を皆で祝ってもらう方が数倍嬉しい。こんな親父だが日頃のふれ逢いの中で、血のつながらない親と子の関係を感じることが多いせいか、「心の中がほろり」してしまう。皆さんから祝ってもらっている間にも、血を分けた息子や娘から、父の日だから早目に帰ってとか、今から迎えに行くと連絡が入る。
「分かった、早目に帰るよ」
と答えておいたら、その後すぐに町田道場の志村から、
「町田道場の方へも寄って下さい」
と電話が来る。
家庭を持って父親となり、父親としての姿を何より強く目標とした。雀鬼会を作っても、俺と道場生との関係は同じ道である。どんな価値より親と子で現す姿を第一とした。
「家に四人の子があり、道場にそれを増す子がある」
父の日として感謝される以上に、そういう関係を今まで保ち続けられたことの方に、数倍の感謝心が起きる。ありがたい、嬉しい、感謝心を新たに感じさせてもらい、
「幸せな一日でした!!」
雀鬼

[写真:164]

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