■2010/07/02(金)
 Vol.1388
五、六年前に自称さすらいのギャンブラーを名乗るチャッペという男が道場に流れついて、ならば勝負すっかいと俺の専門分野じゃないトランプ等の種目で勝負してやる。
さすらいのギャンブラーを名乗る割には弱いこと弱いこと。全敗のコテンパンで終る。まあ、当然ちゃ当然だが(笑)
それから道場に居ついて、やること成すことミスだらけだったが、海へ潜ったり格闘技の真似事も出来るようになって、けっこう人気者だったんだが、仕事に就いたら又壊れちゃって行方不明つうか、さすらいの小っこいギャンブルを巣に帰らずやっているらしい。
道場にも女が出来てダメ男になるもの、家庭を持って子供に恵まれてダメ男になるものもいれば、当たり前の仕事をやってダメ男になるものもいるんだよな。
みんな人間として当たり前に触れたり通る道なのに、どうしてそうなっちまうんだろうか。
自分の器を変えずにそん中に増えたものを突っ込むから、アップアップしちゃうんだろうなー。一つ増えたら自分の器に一つ加えれば元の自分は変えずに取っておけるのになーと、思っちまう。
先日ジーコのお供でトークショウのイベントを行なった床屋に行ったら、何人か抜かして皆んな明るい子の姿を見せていてくれた。上にいる立場である俺のことをジーコ達道場生達が、ほとんどのことを知っているのを羨ましがっていた。
仕事はこなすが休みは社長と逢いたくないらしい(笑)道場なんか皆んなフリチンだから仕事も休みの分別もねえもんな。俺達が世間の構図と違って社会とか組織とかは、みんなそんなもんが常識つうんだろうなー。
雀鬼

[写真:1388]
チャッペさんも会長のそばにいれば、光輝くんですんが、ちょっと離れるとすぐに元に戻ってしまいます。髪工房でのイベントは今思い出しても楽しかったんですが、道場以外の人と触れ合うと改めて会長の凄さや道場の良さを教えてもらいます。会長のそばや道場に居れることは本当にありがたいことだと思います。(ジーコ)

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