■2009/07/17(金)
 Vol.1116
俺はほぼ毎日原稿用紙に赤文字を並べてHP用の原稿も仕事用の原稿の合間に書き綴ってきた。
もちろん俺のメッセージは身近な人や地方への仲間へのお便り程度の内容なんですが、HPのこっちの方はほとんどが俺の赤字ばかりで、決して苦も努力もしてないんだが、時折り一人ポッチの淋しさを感じたり、俺の一方通行ばっかりで「つまんねぇやなー」と思うことはあった。
ここんところドサ回りが多くて高槻へ行った折り、
「しげる、たまにゃ俺の赤字ばっかじゃなく、黒字で答えてくれよ」
と話しておいたら、しげるが動いてくれて、今見たら道場生等が次から次へと答えがけに乗ってくれている。
俺としたら仲間が加わって、ちょっとした動きがあって、それはそれで一人一人に心意気や楽しみを感じている。しげるから始まって今30人余りの道場生等の一言を読ましてもらった。
側近の話ではHPに載るためにはHPの管理人である花ちゃんの名前を出せばいい、特に感謝心とかお礼を入れるとアップされるのが通例らしい。道場生ならみんなそんなことぐらい知っているせいか、花ちゃんのオンパレード。
だがそれはただ単なるきっかけに過ぎず、思うところは本戦が終わって休息日を少しでもおもしろく楽しくなろうよと思えば。
一年を通して苦労した者達が集う雀鬼会の夏休み、そこには毎年伊豆の海が待っていてくれる。海とくれば俺ときて、ここんところは花岡とチャッペとくる。多田や佐々木の存在なんか少しもないし、あの金村の存在も海では極端に薄い。海に対して濃い気持ちがある者もいれば、薄い者もいる。しげるのように何から何まで熱い者もいる。正直言って花岡に皆して突っ込んでも、穴の中に潜ったり隠れてしまうだけだから、かくれんボ以外の遊びは花ちゃんとやったってつまんないって(笑)
俺は幼少の頃から夏とくれば川と海。どんな時でも長い夏休みを都会から離れて海のそばで遊んできた。海へ潜れば自然に潜む生物と近寄れる。自然の生命に近寄れるだけで共鳴が生まれる。
だからサメがいても潜って近付こうとする。
「人って好きなものにには近付き、嫌いなものから離れようとする感性がある」
ただそれだけ。
男女の関係だって俺らが好きだよとそばに寄っていったって相手が何か嫌いなものを感じたらさぁーと離れて行く。そんな時に最大な愛や最高のやさしさを手段に用いたって通用しない。かえってしつこいとかストーカー扱いになっちまう。
人生ってどっかで生活するがために必死でガマンとか耐えている分、どこかで好きだよ嫌いだよという部分も残している。来年は出来るかどうか分かんないけど、今年の夏も道場生等が海と遊べる姿が見られそう。それもこれも全てのものに感謝心を持たないとな。
雀鬼

[写真:1116a]
会長今年も別荘をとっていただき有難うございます。もうすぐ、またあの海に潜れるかと思うと今から非常に楽しみです!(緒方)

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